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第162章 夏夕空

  色づく西空に
  渐黄的西空
  差し込む一筋の陽
  射入一缕阳光
  夕立の雨上がりに
  傍晚骤雨过后
  気付く夏の匂い
  传来夏日气息
  ひしめく光が照らす
  照着熙攘的阳光
  想いに耳を澄ませば
  沉醉于回忆中
  聴こえし友の面影
  友人面容浮现脑海
  夏夕空薫り立つ
  夏日晚空芬芳洋溢
  鮮やかな過ぎ去りし日々
  鲜明生动的逝去时光
  心のまま笑いあった
  坦诚相视而笑
  あの夏の思い出よ
  那个夏日的回忆啊
  色づく鬼灯に
  淡红的小灯笼
  賑わいし夏祭り
  夏日祭热闹盛放
  鳴り響く風鈴の音に
  风铃之声清晰回响
  胸の奥が揺れる
  心里头摇啊摇
  さざめく蜩が鳴く
  蝉虫沙沙鸣叫
  木立を一人歩けば
  一人走过树丛
  蘇し日の面影
  忆起那天的面容
  そっと僕の
  悄悄在我
  耳元でささやいた
  耳边低声细语
  懐かしい日々
  令人怀念的时光
  あの頃のまま変わらず
  如今也如那时不曾变
  今も心の中で
  记忆仍留心中
  人として守るもの
  为人所守护之物
  人として学ぶこと
  为人所学会之事
  亡き祖父が紡ぐ
  已故祖父常叮嘱
  大切な言葉はこの胸に
  那些重要的言词永在心
  夏夕空薫り立つ
  夏日晚空芬芳洋溢
  鮮やかな過ぎ去りし日々
  鲜明生动的逝去时光
  あの頃のまま変わらぬ
  如昔日般一成不变
  染み渡る温もりよ
  渗透心底的温暖啊
  あの夏の思い出よ
  那个夏日的回忆啊

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